日本

芸術理論・美学

坂崎 担編『論画四種』について

坂崎坦が編集した『論画四種』には江戸時代後期の代表的な画論集である『玉洲画趣』、『絵事鄙言』、『山中人饒舌』、『鑒禅画適』の四篇が収録されています。桑山玉洲『玉洲画趣』(ぎょくしゅうがしゅ)と『絵事鄙言』(かいじひげん)の画論体系桑山玉洲(...
日本史

ルイス・フロイス『ヨーロッパ文化と日本文化』について

ルイス・フロイスの『ヨーロッパ文化と日本文化』(「日欧文化比較」とも、ポルトガル語: Tratado em que se contem muito susinta e abreviadamente algumas contradições ...
倫理学・道徳

吉野源三郎『君たちはどう生きるか』について

『君たちはどう生きるか』は、吉野源三郎が1937年に発表した青少年向けの哲学的小説です。本作は、15歳の中学2年生である本田潤一、通称「コペル君」を主人公とし、彼が日常生活で直面するさまざまな問題を通じて成長していく過程を描いています。物語...
東洋思想

九鬼周造 『「いき」の構造 他二篇』について

本書には九鬼周三の『「いき」の構造』の他に『風流に関する一考察』、『情緒の系図』の二篇を収録。「いき」の構造九鬼周造の『「いき」の構造』は、日本独特の美意識である「いき」について哲学的に分析した著作です。1930年に発表されたこの論考は、日...
日本文学

森鴎外『妄想 -他三篇-』について

本書では『妄想』の他に『蛇』、『心中』、『百物語』を収録。なお、解説は歌人の斎藤茂吉が書いている。妄想森鴎外の『妄想』は、1911年に発表された短編小説で、老年の主人公が自身の人生を振り返り、生と死について深く考察する作品です。物語の設定物...
仏教

『正法眼蔵随聞記』について

『正法眼蔵随聞記』(しょうぼうげんぞうずいもんき)は、日本の禅仏教における重要な文献の一つです。この書は、曹洞宗の開祖である道元禅師の教えを、弟子の孤雲懐奘(こうんえじょう)が記録したものです。成立背景『正法眼蔵随聞記』は、道元が宋から帰国...
日本史

荒井白石『西洋紀聞』について

新井白石の『西洋紀聞』は、江戸時代中期に著された西洋研究書で、日本の鎖国政策下における貴重な異文化理解の記録として高く評価されています。この著作は、1715年頃に完成しましたが、キリスト教に関する内容を含むため、1882年まで公式には出版さ...
諸芸・娯楽

岡倉覚三『茶の本』について

岡倉天心(本名:覚三、1863年 - 1913年)の『茶の本』は、1906年に英語で書かれ、日本の茶道文化を西洋に紹介した画期的な著作です。この本は、単なる茶道の解説書ではなく、日本の美意識や文化観を深く掘り下げ、東洋の思想を西洋に伝える役...
日本文学

木下杢太郎『南蛮寺門前・和泉屋染物店 -他三篇-』について

木下杢太郎の戯曲集「南蛮寺門前・和泉屋染物店 ― 他三篇」には「南蛮寺門前」、「和泉屋染物店」、「天草四郎」、「常長」、「柳屋」の五篇が収録されています。南蛮寺門前「南蛮寺門前」は、木下杢太郎の代表的な切支丹物の戯曲の一つです。この作品は、...
東洋思想

貝原益軒『大和俗訓』について

貝原益軒の『大和俗訓』は、江戸時代の代表的な教訓書の一つとして知られています。この書は、「養生訓」や「和俗童子訓」と並んで「益軒十訓」を代表する作品であり、儒教の思想を基盤とした道徳的な教えが中心となっています。『大和俗訓』の特徴として、以...
日本文学

梅沢本『古本説話集』について

『古本説話集』(梅沢本)は、平安末期に成立したとされる重要な説話集です。この作品の特徴と内容について、以下にまとめます。成立と伝本『古本説話集』の正確な成立年代は不明ですが、所収説話の伝承関係から推定して1126年(大治1)から1201年(...
仏教

今北洪川『禅海一瀾』について

今北洪川(いまきた こうせん、1816年-1892年)は、幕末から明治時代にかけて活躍した臨済宗の禅僧であり、彼の代表作である『禅海一瀾』(ぜんかいいちらん)は、儒教と仏教の一致を説く内容で知られています。この著作は、漢文で書かれており、洪...
東洋思想

佐藤一斎『言志四録』について

佐藤一斎(さとう いっさい、1772年 - 1859年)の『言志四録』(げんししろく)は、江戸時代後期の儒学者である佐藤一斎が42歳から82歳までの40年間にわたって書き記した語録集です。『言志録』『言志後録』『言志晩録』『言志耋録』の4冊...